hohoemi闘病生活(グリオーマ)脳腫瘍に負けるな!

妻が脳腫瘍で倒れて、闘病記を忘れない為にも書き込みして行きます。どうぞ温かい目で見て頂ければ幸いです。

放射線治療が現実を奪う事実

2021年6月26日


子供の事もあり、妻との面会をして来た。


当日は、妻が車椅子で移動して来た時


丁度よく私達もナースステーションへ向かうときで


ばったり出会う


のは良いのだが、何か変


本当に、何かが違う


この事は、小学校の子供も感じ取れたらしく


「ねえねえお父さん、お母さん何か違うんじゃない?」


と言って来るくらい、違いと違和感を感じた


何なんだろうか・・・。


あれからの治療といえば「放射線治療」のみ


放射線治療を受ける前に、記憶が薄くなるかも知れない説明は受けてはいたが


まるで記憶がないようにも感じた


手を振っても、ガラス越しにガラスを叩いても


妻の様子は変わる事がなく、まるで「他人」を見るような目で


こちらを見てきた


娘も心のショックを受けたらしくて


絶句状態になる


妻はガラス越しで、私たちを気にする事もなく


寝はじめた・・・。


放射線治療がここまで恐ろしい物とは


思いもしなかった。