hohoemi闘病生活(グリオーマ)脳腫瘍に負けるな!

妻が脳腫瘍で倒れて、闘病記を忘れない為にも書き込みして行きます。どうぞ温かい目で見て頂ければ幸いです。

5時間にも及ぶ腫瘍摘出時間・・・。

2020年5月29日 前回の続きから


5時間にも及ぶ摘出手術


相手は「視床」の場所に出来た大きな脳腫瘍


グリオーマ


本当に厄介なやつだ!


看護師さんから


「手術終わりましたよ!」


と告げられる。


「後30分ほどすると先生からの説明がありますので、
もう少々お待ちください」


との事


先生も手術が終わって色々やってるのであろう


結果が気になる


妻のその後が気になる


意識は少しは回復したのか?


不安と心臓の鼓動で、私が倒れそうになる


その後、待合室で待っていると


看護師さんが呼びに来て


「先生の準備がとのいましたので、
こちらへどうぞ」


とNCUに呼ばれた


そこは、脳専門の集中治療室


ピーピーピー


と音がなる


セキュリティーがしっかりしている部屋に通されて


その横目に妻が横たわっている姿を確認した


手術後ともあり、人工呼吸器まで付けられている


見た目は、手術前の状態より悪い


姿を見ただけで、涙が止まらない


だって、沢山の管やモニターが取り次いでいるのですから


そりゃ涙も出る


と言うよりも、勝手に出る涙が止まらない


感情が複雑に心で交差されてる


そんな妻を横目に先生からの説明が始まる


「手術は取り敢えず成功です。
が、しっといて欲しいことがあります。
今回の摘出の場所ですが、CTを見た時の通り
視床と言って、脳でも大変重要な部分でもあり
間違えると大きな後遺症が残る所でもあります。
なので、見える所だけ取ってきました。
脳水の水の流れも確認して来ました。
そして、今回は脳を塞ぎました」


と説明があり


どことなく「成功」の言葉に安心した私が居た


これで意識が戻ってくれれば申し分ないのだが・・・。


私が先生に質問して見た


「先生、妻の意識は戻るんですかね?」


すると先生は


「正直なんとも言えません」


との答え


「脳水が溜まって、脳に圧力がかかり
どれだけ脳にダメージの負荷がかかったのかによります。
なので、なんとも言えません」


なんの確信も得られない答えに


またもや不安全開になる・・・。